過去最高136名が参加!11月8日「日管協オーナーセミナー」が金沢で開催されました

2025年11月8日、金沢市内のホテルにて
日本賃貸住宅管理協会(北陸ブロック)主催オーナーセミナー が開催されました。
当日は 過去最多となる136名のオーナー様が来場 され、会場は満席。
翌日の 北國新聞(11月9日)にも大きく掲載され、地域の関心の高さがうかがえる一日となりました。

◆ 第一部:高山修一が「本部作成資料」を現場目線で解説
第一部では、弊社代表の高山修一が講師を務め、
公益財団法人日本賃貸住宅管理協会 本部が作成した資料 をもとに、
賃貸経営の“今必要なテーマ”をわかりやすく説明しました。
資料は以下の4部構成:
- 超高齢化社会で求められる賃貸経営の心得
- あなたの知らない賃貸住宅管理業務の実態
- 今話題の注目資格「賃貸住宅メンテナンス主任者」
- 相談事例に学ぶ入居者トラブルの回避方法
(引用:日管協本部資料 日管協セミナー2025)
高山からは、
「知識は最大の武器。特に人口減少・高齢化が進む中、大家業もアップデートが必要」
というメッセージを添えて、データと実例を交えながら解説しました。
▼ セミナーで特に反響が大きかったポイント
● 高齢者入居の重要性と“セーフティネット住宅”の活用
人口構造の変化により、今後の賃貸経営では高齢者の受け入れが不可避であること、
そして2025年に改正される「住宅セーフティネット制度」の正しい使い方を説明。
孤独死対策・見守り体制など、オーナー様にとっても安心につながる制度に注目が集まりました。
● 管理会社の実際の業務量とカスハラ対策
管理会社が裏で行っている“87項目の管理業務”や、
社会問題となっているカスタマーハラスメントの事例を紹介。
「こんなにやってくれていたなんて知らなかった」という声が多数。
(現場としては…たまには知っていただけると嬉しいものです)
● 賃貸住宅メンテナンス主任者・AIメンテナンスの活用
試験はオンライン。90日間受け放題。
建物の基礎知識が身に付くうえ、合格者特典で「AIメンテナンス主任者」まで利用可能。
“若い入居者よりスマホを使いこなす大家さん”が着実に増えています。
● 原状回復トラブルを防ぐための「契約前の説明」
調停や裁判でも争点となりやすいのが「特約の有効性」。
「契約前に金額提示」「入居者が理解していること」が重要で、
これを徹底するだけでトラブルの多くは防げます。

◆ 第二部:渡邊浩滋税理士による「親子をつなぐ相続対策」
第二部では、全国で講演多数の 大家さん専門税理士 渡邊浩滋先生 による、
実践的な相続・事業承継のお話があり、こちらも大きな反響がありました。
当日配布した資料の主な項目は以下の通りです:
- 相続対策の基礎
- 二代目大家のよくある課題
- 認知症対策と事業承継のポイント
- 大規模修繕・建替えにおける相続的メリット
- 法人化による節税と承継対策
- 借入金の考え方とリスク管理
- 事業計画による将来収支の見える化
- 相続税の誤解されやすい論点
- 代償金・分割・預金凍結など相続実務の注意点
- 将来の“手残り”を増やすための具体策
※資料はセミナー参加者に配布した内容です。
◆ オーナー様の声・セミナー後の反響
・「データが分かりやすい。現場の話とセットで理解が深まった」
・「高齢者入居の制度、誤解していた部分が多かった」
・「管理会社の裏側がよく分かった。もっと任せたくなった」
・「次回も必ず参加したい」
嬉しいご意見をたくさん頂戴し、スタッフ一同励みになっております。

◆ 最後に
今回のセミナーを通して感じたのは、
「学ぶオーナー様は強い」 ということ。
人口減少、高齢化、職人不足、入居者ニーズの多様化…。
賃貸経営はこれまで以上に、“情報を知っているかどうか”で差がつく時代に入っています。
高山不動産は、これからもオーナー様と共に歩み、
「地域で一番相談しやすい管理会社」 を目指して、
最新の知識や制度を分かりやすくお届けしていきます。
次回のセミナーについても随時ご案内いたしますので、ぜひご期待ください。
また会場でお会いできることを楽しみにしております!