賃貸に出そうとお考えの大家さんに向けて!床のへこみの修繕費や予防方法とは?

「これから所有している家を賃貸に出そうか悩んでいる」
「賃貸に出した後の床のへこみにかかる修繕費はどのくらいだろう」
このようなお悩みをお持ちの方はいませんか。
床は傷つきやすく、その傷が目立つ場所でもあるため、しっかりと修繕したいですよね。
そこで今回は、床のへこみの修繕費や予防方法をご紹介します。

 

□よくある床の傷ってどんなの?

まずは、よくある床の傷についてご紹介します。

1つ目は、食器を落とした際にできるへこみです。
フローリング・床にお皿やコーヒーカップといった食器を落としてしまうことで、へこみ傷ができてしまう可能性があります。
このへこみによる傷が普段生活をしている上で最も多く見られます。

2つ目は、家具を引きずったことによる細かい傷です。
重い家具や冷蔵庫といった家電を引きずってしまったことで、フローリング・床に細かい傷がついてしまうことがあります。
例えば、ベッドの位置を変えたり、冷蔵庫を移動させたりする作業を行う際に、足の部分が上手く動かずに傷をつけてしまうといったことが挙げられます。

また、床が柔らかい素材のものである場合、その上で重い家具や家電を置いておくと、時間の経過とともに重みで凹んでしまうこともあるでしょう。
こういった傷は、普段は目に見えないことが多く、引っ越しや模様替えの際に初めて気が付くことが多いです。

3つ目は、犬や猫などのペットによる傷です。
犬や猫などのペットを室内で飼っている方も多いでしょう。
そのような場合に注意したいのが、引っ掻き傷です。
犬や猫の爪は床を傷つけやすいことに加え、フローリングをはじめとするツルツルした材質の床は、ペットにとって滑りやすいため手先に力を入れようとして爪が床に擦れて、結果的にそれが傷になってしまうのです。

 

□床のへこみの張り替えにかかる費用の相場とは?

床の傷を補修するためにかかる費用は、傷やへこみ、穴といった種類によって決めるのではありません。
修繕するまでにかかった時間によって費用が決まるのです。

おおよその目安として、傷が大体3から5ヶ所程度であれば30分から1時間程度で補修でき、かかる費用は20000円から30000円が相場になります。
また、キズが多い場合は床材自体の貼替えが必要となるため、材料や面積によっては、10万円を超える大きな費用が掛かることになります。

 

□床の傷防止対策を紹介!

ここからは、床の傷防止対策をご紹介します。

1つ目は、クッションシールを使うことです。
床に直接的に触れる部分である、家具の脚底にフェルトやクッションシールを貼ることで傷を防止できます。
こういった傷防止専用のフェルトやクッションシールはホームセンターなどでも購入でき、簡単に貼り付けられるので、手軽に傷防止対策ができるでしょう。

2つ目は、キャスターが付いている家具の下にカーペットを敷くことです。
例えば、キャスター付きの椅子はそもそもフローリングの床にあまり向いていません。
床とキャスターとの間で摩擦が起き、床の表面に傷が付きやすくなってしまいます。
そのため、もしキャスター付きの家具を使うのであれば、下にカーペットを敷くようにしましょう。

3つ目は、フローリングタイルを敷くことです。
フローリングの上にカーペットを敷くのは、木の魅力が感じられないため嫌だと感じる方もいるでしょう。
そういった方におすすめなのが、無垢材のフローリングタイルです。
床にこのタイルを敷くだけで簡単に傷対策ができ、基本的にワックスや塗装も行えることが魅力です。
木の魅力を感じつつも傷防止対策がしたい方には、フローリングタイルがおすすめです。

4つ目は、ワックスをかけることです。
定期的にフローリングにワックスをかけることで、傷はもちろんのこと汚れも付着しにくい床になります。
中には、ワックスが不要だったり、ワックス禁止のフローリングもありますが、水性や樹脂でできたワックスの場合は定期的にワックスをかけましょう。

時間の経過に伴ってワックスが劣化し、ひび割れやはがれが出てきてしまうからです。
手入れの頻度は、半年に1回の上塗り、5年に1回は全てワックスを剥がし塗り直しをするのがおすすめです。
しかし、ワックスを用いて手入れをする際は、床との相性が大切になるため、必ず、専門の方もしくは管理会社などに相談確認した上でワックスがけを行うようにしてください。

 

□まとめ

今回は、床のへこみの修繕費や予防方法をご紹介しました。
床を修繕するのに、どのくらいの費用がかかるのかイメージしていただけたでしょうか。
まずは傷がつかないようにしっかりと防止対策をすること、万が一へこみや傷ができてしまったら修繕をするようにしましょう。

 

今回紹介した以外にも、金沢市内の物件を多く取り扱っております。

ぜひ金沢エリアの物件をご覧ください。

 

※こちらは2022年3月4日時点での情報です。
内容が変更になる可能性がございますのでご了承ください。

カテゴリー一覧
最新記事
過去の記事