アパート経営における管理の方法にはどんな種類がある?それぞれ解説します

一口に「アパート経営」と言っても、その方法は様々です。
例えば、管理の方法ひとつとっても、その方法によって経営のやり方は全く別物になります。
そこで今回は、アパート経営をより深く知るために、「そもそもアパート経営とは何なのか」「アパートの管理方法にはどんな種類があるのか」といったテーマで解説します。
これからアパート経営を始めてみたいという方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

 

□そもそもアパート経営とは?

 

アパート経営とは、文字通り、利益を生み出すためにアパートを経営することを指します。
もう少し正確に言うと、金融機関から資金を借り入れてアパートに投資をして、賃料収入を運用利益とする事業のことです。
アパート経営は家賃収入による利益を生み出すために行われますが、それ以外にも相続税対策や資産形成など、様々な目的によって行われます。

 

アパート経営の最大のメリットはやはり安定した収入が得られることです。
入居者を確保できれば、大家自身が直接働かなくても自動的に家賃収入が入ってくるため、安定的な収入かつ不労所得を得られることになります。
他にも、ローンの支払いが終われば大きな資産として残せること、様々な制度によって節税効果が期待できることなどが大きなメリットとして挙げられます。
一方で、初期費用がかかることや空室リスクがあること、災害やトラブルなどのリスクがあることなどがデメリットとして挙げられます。

 

以上のように、メリットが大きい分デメリットも複数考えられますが、デメリットに対してきちんと対策をすることである程度リスクは抑えられるため、慎重に行えばアパート経営は大きなメリットを生み出せる良い投資になると言えるでしょう。

 

□マンション経営や株式投資とは何が違う?

 

▼マンション経営との違い

 

アパート経営もマンション経営も、どちらも不動産投資の1つです。
アパートとマンションのそれぞれの定義は法律などで具体的に決まっているわけではないため、アパート経営とマンション経営にも明確な区別があるわけではありません。

マンションとアパートは建築基準法や宅地建物取引業法においてどちらも「共同住宅」として扱われており、「何がアパートか」「どういうものがマンションに該当するか」といったことは、慣習によってある程度決まっています。
例えば、鉄筋コンクリート造や鉄骨造で3階建て以上の共同住宅をマンション、それ以外の共同住宅をアパートと呼ぶケースが多いです。
このように、建物の規模や構造によってアパートとマンションが区別されることが多いため、それによってアパート経営とマンション経営も同じように区別される場合が多いでしょう。

 

▼株式投資との違い

 

アパート経営をはじめとする不動産投資は株式投資と同じ「投資」ですが、これらには大きな違いがあります。
例えば、株式投資の場合は、購入してすぐに株価が大きく上昇したり大きく下落したりすることがあります。
一方で不動産投資の場合は、土地や建物の価格が短期間で大きく上下することは基本的にありません。
他にも、株式投資の場合は購入後に何か仕事が発生することはありませんが、アパート経営の場合、メンテナンスや入居者の対応など、オーナー自身が仕事をする場合があります。

 

□アパート経営の管理方法にはどんな種類がある?

 

アパート経営において、アパートを管理する方法は大きく2つに分けられます。
これらのうちのどちらの方法を選ぶかによって、利益の生まれ方やオーナーの業務内容などには大きな違いが出るため、アパート経営を始める前には、どちらの方法が自分に合っているかを慎重に見極める必要があります。

 

▼自主管理

 

自主管理は、オーナー自らが管理を行う方法です。
清掃やメンテナンスなどの日常的な業務はもちろん、入居者の募集や審査、トラブル対応、契約更新など、多くの管理業務を行う必要があります。
多くの業務を並行して行う必要があるため、本業が別にあるケースや物件から遠方に住んでいるケースなどでは自主管理は難しいとされています。
また、自分で管理をするためには知識やノウハウも必要であるため、そういった部分でも自主管理ができるオーナーは限られてくると言えます。

 

▼管理委託

 

管理委託は、アパート経営に関する業務を不動産管理会社に委託する方法です。
すべての管理業務を委託する場合もあれば、一部を委託する場合もあります。
どの程度委託するかは、物件の規模やオーナーの状況、オーナー自身の知識やノウハウの量などによっても様々です。

管理のプロである会社に業務を委託できるため、知識のないオーナーでも安心してアパート経営をできること、さらにはオーナー自身の手間がかからないことが大きなメリットとして挙げられます。
一方で、依頼する会社が信頼できる会社なのかどうかを慎重に見極める必要があるという点には注意が必要です。

 

□まとめ

 

今回は、アパート経営における管理方法の種類と、そもそもアパート経営とは何かといったテーマで解説しました。
アパート経営には自主管理と管理委託があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ご自身の状況によってどちらを選ぶべきかは異なってくるため、それぞれの特徴をよく理解して、慎重に検討しましょう。

※こちらは2023年7月31日時点での情報です。内容が変更になる可能性がございますのでご了承ください。

 

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