不動産投資のリスクを知って失敗を避けましょう!

不動産の運用にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
メリットばかりを見ていては足元をすくわれますが、デメリットばかりを見ていても物事を正しく理解できません。
今回は、不動産運用・不動産投資のメリット・デメリットやリスクについて解説します。

 

□不動産を貸し出すメリット・デメリットとは?

 

不動産を貸し出すことは、メリットばかりではありません。
メリットだけを見ていると、思わぬ失敗を招いてしまいます。
不動産を貸し出して収入を得ようと考える場合は、デメリットについてもしっかりと把握した上で慎重に検討する必要があります。

 

*メリット

 

不動産を貸し出す最大のメリットとしては、上手くいけば、安定した家賃収入を継続的に得られることです。
安定した収入を毎月得られれば、生活が豊かになり、理想の暮らしを実現できるでしょう。
家賃は一定であるため、資産形成の計画も立てやすいです。

また、愛着のある不動産を手放す必要がないことも大きなメリットです。
売却と違って不動産を所有し続けられるため、不動産に愛着をお持ちの場合は貸し出すことを選ぶと良いかもしれません。
さらに、不動産を担保に融資も受けられます。
こうした実物資産の強みを活かせることもメリットの1つです。

 

*デメリット

 

デメリットとしては、空室リスクがあることが挙げられます。
常に入居者がいれば問題ありませんが、必ずしもそうなるとは限りません。
入居者が決まらない期間は当然ながら、家賃収入は得られません。
満室状態でも、賃料未払いや騒音、迷惑行為といったリスクはつきまといます。

また、諸経費や税金など、さまざまな費用がかかってしまうこともデメリットの1つです。
設備の故障などに備えて、ある程度の余剰金を蓄えておく必要もあります。
さらに、建物の価値が年月の経過とともに落ちてしまうことも考慮する必要があります。

このように、不動産の貸し出しは安定した家賃収入を望める一方で、ある程度のデメリットも付きまとうことを意識しておく必要があります。

 

□不動産運用のリスクとは?

 

先程述べた通り、不動産運用は上手くいけば継続して家賃収入を狙えます。
ただし、当然ながらノーリスクではないため、リスクを把握して、リスクに対する対策や対処を考える必要があります。
ここでは、2つのリスクをご紹介します。

1つ目は、空室リスクです。

先述したように、不動産運用に空室リスクはつきものです。
一時的な空室なら問題ありませんが、次の入居者がいつ見つかるかは分かりません。
空室リスクの対策としては、建物のメンテナンスをしっかりと行うことが有効です。

外壁塗装や内装工事は比較的大きな費用がかかるものの、空室のリスクを下げる効果が期待できます。
外壁や内装をきれいにするだけでも建物全体の印象が大きく変わり、「ここに住みたい」「このまま住み続けたい」と思われやすくなります。
空室を作らないためにも、定期的な修繕は必要と言えるでしょう。

2つ目は、金利リスクです。

多くの場合は、不動産をローンで購入して、ローンを支払いながら運用することになります。
固定金利の場合は心配ありませんが、変動金利の場合には金利が上がるリスクがあります。
金利が上がるとローンの支払いが高くなるため、より多くのお金を支払うことになります。

 

□不動産投資に失敗しやすい人の特徴とは?

 

ここまでで紹介したように、不動産の運用にはリスクがあるため、中には運用に失敗してしまう人もいます。
不動産投資に失敗しないためには、リスクを理解しておくことはもちろん、どんな人が失敗しやすいのかを知っておくことも大切です。

ここでは、失敗しやすい人の3つの特徴をご紹介します。

1つ目は、学ぶ意欲が少ないことです。

不動産の管理を不動産会社に任せている場合は、自分で管理する必要がありません。
いわゆる「不労所得」の状態です。
そうは言っても、不動産投資に関する知識が不要であるわけではありません。
自らが学ぼうとしなければ、気付かないところでいつの間にか大きな失敗をしてしまう、といった事態に陥りかねません。

2つ目は、計画性がないことです。

不動産投資では収入ばかりが発生するわけではありません。
当然、ある程度の支出も発生します。
支出の例としては、固定資産税やローンの返済費、修繕費などが挙げられます。

こうした支出をしっかりと考慮せずに、無計画な投資や運用を行っていると、やはり失敗しやすくなってしまいます。
設備の故障など、突発的な出費が発生することもあります。
余剰資金を十分に確保しつつ、堅実な計画を立てて運用しましょう。

3つ目は、相談しないことです。

不動産投資に関して分からないことを分からないままにしておくと、後々大きな問題が発生するかもしれません。
自分では大丈夫と思っていることでも、知識のある人から見たら大丈夫ではないこともあり得ます。

失敗したと思ったら、すぐに専門家に相談することが大切です。

 

□まとめ

 

今回は、不動産を貸し出すメリット・デメリット、不動産運用のリスク、不動産投資で失敗する人の特徴について解説しました。
リスクを正しく理解して、失敗しないように慎重な運用を心がけましょう。

 

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※こちらは2021年8月6日時点での情報です。内容が変更になる可能性がございますのでご了承ください。

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