賃貸オーナーさん必見!トラブルの事例と対応方法一覧

賃貸オーナーをしていくのであれば、よくあるトラブルと対応方法はしっかりと把握しておかなければなりません。
事前に把握しておくことでスムーズで安定した賃貸経営へとつながるため、ぜひこの記事で一緒に確認していきましょう。
今回は、トラブル事例と対応方法について解説します。
特に解決が難しいといわれている入居者トラブルを対策する方法についても解説しますので、駆け出し賃貸オーナーさんは必見です。

 

□賃貸オーナーなら知っておきたいトラブル事例と対応方法

 

*物件や設備に関するトラブル

 

物件や設備に生じたトラブルは、入居者側に過失が認められない場合はオーナー側に責任があります。
速やかに原因を究明し、修繕しなければなりません。
特に多いトラブルは、雨漏りや設備故障についてです。
事前に依頼する業者を決めておくと、すぐに対応できるためおすすめです。

 

*入居者のトラブル

 

入居者に関わるトラブルとしては、家賃滞納や虚偽申告・値下げ交渉などが当てはまります。
特に家賃滞納については収益に関わる問題なので、速やかかつ厳格に対処しなければなりません。
このようなトラブルに見舞われた場合は、お一人で解決せずにプロの力を借りましょう。

 

*迷惑行為のトラブル

 

騒音・ベランダ喫煙・ルール違反・隣人への嫌がらせといった、迷惑行為によるトラブルも発生する可能性があります。
このようなトラブルは証拠を取っておくことが有効です。

入居者のトラブルと併せて、これらのトラブルはそもそもそのような入居者を入居させないようにすることが大切です。
記事後半で取り上げていますのでそちらを参考にしてください。

 

*退去時のトラブル

 

入居者には、退去時に原状回復義務が課されます。
例えば経年劣化によるものでないような傷は、入居者の負担となるものです。
この境界線についてはしっかりと明確化しておかなければならず、仮に特異的な制度を設けたいのであれば契約書に明文化し、理解を得ておく必要があります。

 

□特に難しいトラブルを対策するには

 

記事前半でご紹介した、入居者のトラブルと迷惑行為のトラブルは、解決が難しく臨機応変に対応していくことが求められます。
そのため、そもそもそのような入居者が入居できないような仕組みづくりが大切です。
ここでは4つの方法をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

 

1. 入居者審査をしっかり行うこと
入居審査の段階で問題を起こす可能性があるひとは除外しましょう。
審査といえど、書類やデータだけでなく、実際の人となりを見抜くことが必要になってきます。

このような判断は経験がなければ難しいため、管理会社へ委託するのも良いでしょう。
管理会社は数多くの入居希望者と関わりがあるため、ノウハウが整っています。
委託する際は入居審査を厳しくしたい旨を伝え、負担を減らしつつ引き締めていきましょう。

 

2.連帯保証人を取る
近年、家賃の保証会社による保証をつけることから連帯保証人を取らないケースが増えてきています。
しかし、トラブル対策の観点から見ると連帯保証人は取っておいた方が安心です。
連帯保証人がいると入居者にとっても制限ができますし、トラブルが起きてもスムーズに対応できるようになります。
家賃滞納があっても連帯保証人に請求すれば良いので、収益的な面で不安もありません。

 

3.敷金を取る
トラブルが起きた時の保険金として、敷金は取っておくことがおすすめです。
空室対策として敷金をなくす物件は増えてきていますが、最低でも1ヶ月分の家賃の敷金は確保しておく方が良いでしょう。
敷金があれば、家賃滞納・原状回復費用といった様々なトラブルをカバーできます。
万が一の時の保証として、敷金を活用しましょう。

 

4.管理体制を見直す
例えば空室が目立つようになってきた時、入居者の窓口を増やそうと考えるオーナーさんは多くいらっしゃいます。
しかしそうなると心配なのが、入居審査基準にばらつきが発生してしまうという事態です。
せっかく入居審査を厳しくしていても、窓口ごとにばらつきがあると意味がありません。

 

理想としては、入居者の窓口は1つに絞ることがおすすめです。
窓口を広げても、入居審査は1つで行うといった工夫を施しましょう。

 

また、空室が目立つようになってきた時は、管理会社を見直す機会にもなります。
安易に窓口を増やしてしまうと前述のような事態に陥ってしまう可能性があるため、より成果を出せる管理会社に任せることを検討しても良いでしょう。
空室対策に強く、入居審査もしっかりと行ってくれる管理会社に委託できれば安心です。

 

□まとめ

 

賃貸のオーナーをしていると、少なからずトラブルに巻き込まれることがあります。
その際にどのような対応をするのかを事前に決めておくだけで、心持ちも実際に対応する際のスムーズさも全く異なってきます。
特に入居者が関わるトラブルは対応が難しいため、事前の対策をしっかりと施しておきましょう。

※こちらは2023年2月5日時点での情報です。内容が変更になる可能性がございますのでご了承ください。

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※こちらは2022年12月8日時点での情報です。内容が変更になる可能性がございますのでご了承ください。

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